看護チームにおける看護師・准看護師・看護補助者の業務のあり方、体制等の実態調査報告

 2019年、日本看護協会は「看護チームにおける看護師・准看護師・看護補助者の業務のあり方に関するガイドライン」(以下、ガイドライン)を公表しました。ガイドライン作成にあたり、情報収集を行った結果、准看護師の方からは「教育が異なるので、看護師と同じ業務をすることに不安がある」「准看護師なのに名札に看護師と書かれて良いのか」といった意見が寄せられました。加えて看護管理者へのヒアリングでは、看護師と准看護師の役割や業務の区分等、どのように取り組んだらよいのか悩んでいる施設も多くありました。また、看護補助者との協働において「どこまでの業務を看護補助者に任せてよいのか判断が難しい」「看護補助者の業務範囲・業務内容を具体的に示してほしい」等の意見もよせられました。

 ガイドラインの目的は、「社会における看護へのニーズが変化する中においても、安全で質の高い看護を効果的・効率的に提供するため、あらゆる場の看護管理者及び看護師に対し、看護チームにおける看護師・准看護師・看護補助者の業務のあり方に関する基本的な考え及び各施設において必要な体制整備について目指す姿を示すこと」です。

 今回、本会は青森県内95病院を対象として、ガイドラインの周知状況や実際の業務のあり方、体制等がどのようになっているのか、現状と課題を明らかにするためにアンケート調査を実施しましたので報告します。

看護チームにおける看護師・准看護師・看護補助者の業務のあり方、体制等の実態